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中小企業?大企業?入るならどっち?転職経験4回のおっさんが語る独断と偏見の企業規模論

こんにちは。
まっちことおっさん(@matchicchi)です。

 

今日も今日とて、イケハヤさんがいつもの通り、偏った意見を言っていましたw

 

半分正しくて、半分間違ってるとおっさんは思います。

 

「尊敬できる人の下で働かないと、伸びないですよ」

 

という意見自体は大賛成。

 

ただ、大企業でも中小企業でも、上司は選べない。

 

それは変わりません。
おっさんはこれまで4回転職してます。
また、正社員として働く前は、インフラエンジニア(ネットワークエンジニアとも言う)として、業務委託でいろんな会社行きました。

 

その時に働いたことのある会社はなんと11社。
中小・零細企業から日本を代表する大手企業、はたまた外資系企業まで。

 

そんなおっさんの考える大企業・中小企業のいいとこ悪いとこを書いてみます。

 

※おっさんの経験で話せる範囲なので、従業員数規模で言うと以下のような感じ。
中小企業=20名〜200名、大企業=1000名〜2000名 ※外資の時は1万人くらい・・・

 

 

1 給料

初任給は大企業の方が高いです。そして、長ーく勤める場合もベースアップがあるので、大企業の方が高いですね。

 

中小企業は成長産業か否か?に依るところが多いです。
成長産業で、企業自体も成長していて、その中核に入れれば、1年で2倍になることもあります。

 

ちなみにおっさんは26歳の時に、400万だった給料が700万になりました。
あの時は嬉しかったなー。一気に生活が変わりましたw

 

短期間で増やして、独立したいという方は間違いなく中小企業。
ながーい目で見て生涯年収を高めたいという人は大企業。

 

ざっくり分けるとそんな感じです。
でも、大企業だろうが、中小企業だろうが、結局のところ
成長産業にいるか?その企業はそこで成長しているか?
というマクロ環境要因の方がよっぽど大きいです。
成長していないと社内の空気も悪いですからね。

 

2 出世

 

「鶏口となるも牛後となるなかれ」
ということわざをご存知でしょうか?

 

おっさんの父が言っていたのですが、簡単に訳すと、大きな組織の末端で働くよりも、小さな組織で長となれという意味です。

 

みなさん知っての通り、大企業の出世は遅くて、中小企業は早いです。

 

大企業にいるとなかなか人を育てるという立場になれませんが、中小ではあっさりマネジメントになります。

 

これが良いところでもあり、悪いところでもあります。

 

中小企業ではマネジメント層が手薄なので、未熟な中間管理職が多いんです。

 

ゆえに新卒で入ると未熟且つ横暴な上司に当たることもしばしば。というか結構な確率です。

 

自分でなる分には早くていいのですが、感情的且つ未熟な上司に当たったら結構な地獄です・・・。

 

3 仕事のサイズ

 

大企業は仕事の規模感が大きくて、

 

時には国を動かすような仕事ができることも醍醐味の1つです。

 

この仕事のサイズという観点は、結構重要だと思ってます。
個人ではまずできないレベルの仕事ができるという観点は大企業の大きな魅力です。

 

とは言え、そんな仕事は社内の多くの人がやりたがっているので、競争も激しくてかなり運ゲーになります。

 

4 仕事のスピード

 

大企業はめっちゃ業務改善にいそしんでますが、やっぱ遅いです。
関係者が多いので、コミュニケーションの時間が取られてしまうのは、どんなに頑張ってもなかなか変わりません。

 

それに対して、中小企業は決める人や関係者も少ないので、あっさり進みます。
そもそも人が少ないので、人がやることにそんなに注文つけてる暇がありません。
社長もやる気さえあって、ロジックが通っていることならやらせてくれることが多いです。

 

 

5 仕事の範囲

 

中小企業は人が少なくて、分業ができていないのでめっちゃ範囲が広いです。良く言えばいろんなことができます。

 

おっさんは社内システム開発とマーケティングとコンプライアンスを一手に引き受けたことがありますw

 

それに対して、大企業はめっちゃ狭いです。人も多くて、分業されているからですね。でも、狭いのに関係者が多くて、報告したり連絡したりすることが多いので、結構忙しいんですよw

 

6 残業

 

職種によるところですが、総じて中小の方が多いと思います。

 

社員の残業管理などは労務管理というものになりますが、労務担当なんて大体いません。

 

総務と経理と労務と財務と人事を兼ねている人なんて結構ザラです。

 

つまり、誰も管理しませんw

 

7 福利厚生

 

圧倒的に大企業です。

 

家賃補助、社員食堂、海外研修、産休・育休の長さ、休暇取得のしやすさ、パソコン環境、オフィスの立地や美しさなどなどなどなど

 

おっさんが個人的に羨ましいなーと思った福利厚生は以下。
1位 リモートワーク・フレックスタイム制
2位 週休3日制(Yahoo! JAPAN)
3位 入社時好きなスペックのパソコンを買ってもらえる(メルカリ)

 

8 嫌になった時

 

大企業にいると、嫌な同僚や上司に当たった時に、異動願いという手段があります。誰もが納得するような正当な理由が必要ですが、あれば(作れば)異動できます。

 

中小企業にいると、そもそも異動する先の部署の選択肢が無いということがままあります。

 

つまり、現在の仕事が嫌になったら、他の選択肢はなく、退職か残るかの二択になることも。

 

9 人間

 

これまでどちらかというと中小企業を薦めてきた感じでした。

 

おっさんはスピード感の遅い会社が嫌いなので、必然的に中小の方が働きやすかったです。

 

ただし、大企業の最大の利点はここだと思ってます。
いや、正確にいうと、大企業というよりも

 

採用に力を入れているブランド力のある企業

 

です。

 

こういう多くの人が入りたがる企業というのは、結果的にいい人が多いです。
セレクションが厳しくなるから当然ですよね。
仕事をしていて気分を害することが極端に少なくなります。

 

採用に力を入れているブランド力のある企業というのは、採用に多大な労力とお金を費やしています。
だから、中間管理職にも多くの時間をかけて教育していて、パワハラ・セクハラなどにはとっても厳しいです。

 

おっさんは思うのですが、結局何をするか?よりも誰とするか?の方がずーーーっと大事だと思うんです。

 

とっても気持ちよく働ける。

 

これって最高に大事なことですよね。

 

まとめ

 

こーんな感じで、どっちもいいとこ悪いとこがあります。

 

結論、おっさんがオススメするのは、どっちでもありません。

 

①成長業界で、成長している企業

②採用に力を入れているブランド力のある企業

 

です。

採用に力を入れている企業って、福利厚生も頑張ってたりしますしね。
2019年3月現在の代表的な企業だとメルカリかな。

 



 

 

おわり。

 

 

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