人間関係・恋愛

知っていることを知らないふりできるのが、大人の証明

こんにちは。
まっちことおっさんです。

 

儒教の始祖である孔子はこう言っています。

 

弟子:「一生それを守っていれば間違いのない人生が送れるという言葉がありますか」

孔子:「それは、恕(思いやり)かな」

 

孔子はこれさえ守れば良いということを「思いやり」と言いました。

 

おっさんは、思いやりという言葉よりも、おもんばかる(慮る)という言葉が好きです。

 

おもんばかる。

 

思いを測ること。

 

いい言葉だなと思います。

 

 

人をおもんばかるということはどういうことかな?

 

と考えると、

 

おもんばかり方はその時・その人で変わるけど、行動として表すことは主に2つなのではないか?と思いました。

 

 

その2つとは、

 

・知らないふり
・沈黙

 

の2つです。

 

 

■知らないふり

知っていても、知らないふりをする。

 

おっさんももう30年以上生きていますが、これは相当高度な技術です。

 

特に知識に自信がある人はこれが出来ない人が多いです。

 

誰かが披露する知識に対して、

 

「そんなの知ってるよ」

 

と言わずに、

 

「へ〜そうなんだ!」

 

と言える人は大人だなと思います。

 

 

先日めちゃめちゃイケてるというバラエティ番組の一幕で、

 

出演者が、

 

「タバコはお酒を飲んでる時に一番飲みたくなる」

 

という発言をしました。

 

それを聞いた濱口さんが、

 

「へ〜そうなんだ!」

 

ととってもいいリアクションをしていました。

 

当時の濱口さんはもう40代。

 

飲みの席も多かったでしょうから、そんな話はいくらでも聞いてきたはずです。

 

でも、それを知らないふりができる。

 

モテ男として有名な濱口さんですが、こんなおもんばかる力がそうさせるのかもしれません。

 

 

■沈黙

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人間本当にショックなことがあったりすると言葉を無くすと言います。

 

本当に辛い人がかたわらに居たとして、その人に必要なのは多分言葉ではありません。

 

言葉よりも行動です。

 

異性か同性か、その人との関係性によって行動は変わりますが、

 

肩を抱いてあげたり、
頭を撫でてあげたり、
温かい飲み物を持ってきてあげたり、
上着をかけてあげたり。

 

たぶんそんなことが一番相手はホッとします。

 

言葉にならない時は、無理に言葉にしようとしない。

 

そっとかたわらに寄り添うこと。

 

それだけで相手は救われるのではないかとおっさんは思います。

 

 

 

人をおもんばかるって、言葉で言うのは簡単ですが、とっても難しい。

 

だからこそ主張をすることも大事ですが、相手をおもんばかって、慎重に発言をすることも大事です。

 

そんなことを以下の小説を読んで感じました。

 

椿山課長の7日間

 

 

 

おわり。

 

 

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それでは。