春ですね。新入社員の季節になりました。
どうも、マネジメント歴13年のおっさんです。
新入社員はフレッシュなので、職場が明るくなりますよね。
それはとってもいいことなのですが、教育係になった人には悩みの種でもあります。
ただでさえ忙しいのに、人の教育をするっていうのは大変なこと。
そんな時に新入社員がミスって、自分が後始末をすることになったりしたらイライラ。
どうしてもしちゃいますよね。
人間だもの。
とはいえ、イライラするのは相手のためにも自分のためにもよくありません。
そのイライラの原因は、コアビリーフにあるのかもしれません。
コアビリーフとは？
直訳すると「確固たる信念」というような意味なのですが、ここでは「譲れないこだわり」であったり、「こうあるべき」と思っていることを指します。
大体において、人がイライラするのは、こうあるべきと思っていることを裏切られた時です。
例えば、米国の調査で、人がイライラを感じるシーンの１位は病院の待ち時間だったそうです。
体調が悪い時ってイライラしがちですよね。
さらに大きな病院の待ち時間は長い。
そりゃイライラしちゃうのもわかります。
コアビリーフは、ただこうあるべきと思っているだけでなく、そのこだわりが良い結果を生むとさらに強くなるものです。
例えばおっさんが以前に見た光景ですが、病院で予約をして行ったおじいさんが、1時間も待たされたそうです。
その大学病院ではよくあることでしたが、おじいさんは苦情を言いました。
そして、その苦情が激しかったからか、看護婦さんは要求に折れて、そのおじいさんに対し次に呼ぶことを約束していたのです。
この結果、おじいさんの
「病院は患者を待たせてはいけない」
「苦情を言えば状況は変わる」
というコアビリーフは強化されました。
おっさんの持ってるコアビリーフ
長く社会人をやっていると、このコアビリーフも増えていきます。
おっさんが持ってるコアビリーフを思いつくままあげてみます。
・一度受けた仕事は最後まで全うしなければならない
・その日が期限の仕事があるなら、終わるまで帰るな
・トラブル時は定時が来ても帰るな
・リスケはクセになる。期限は守れ
・社会人たるもの時間を守れ
・もう大人なんだから挨拶くらいできて当然
・TPOをわきまえた服装をしろ
・お世話になった人には新年の挨拶は常識
・ご馳走になったら翌朝お礼に行け
・会社で先輩や上司にタメ口はNG
・飲み会の時は二次会会場までおさえておけ
・親に欠勤の連絡をさせるな
・上座、下座を守れ
・エレベーターに乗る時は、先に乗ってボタンを押せ
・質問をする前に調べろ、ググれ
・名刺の渡し方くらい覚えとけ
・上司や先輩が話している時はメモを取れ
・電話は３コール以内に取れ
・仕事は精度よりも、スピードが大事（逆も然り。時と場合による）
・社会人こそ勉強しろ、本を読め
・コミュニケーションは相手がどう受け取ったかがすべて。そんなつもりじゃなかったは通用しない
・男だったらナヨナヨするな、自信を持て
・会議で発言しないのは、出席していないのと同じ。バリューを出せ
・メールの宛名は、役職順に並べろ
※最終更新：2019/04/16追記
はぁ、はぁ。
多すぎて息切れしました(^◇^;)
たくさんありますね〜。
全てを並列で書いちゃいましたが、おっさんはどちらかというと基本的なマナーよりも、目的遂行に対して責任感のない行動を見ると、イラっとする傾向が高いです。
皆さんはどうですか？
コアビリーフを書き換える
寛容な人は、これらコアビリーフが弱い、というか曖昧なことが多いです。
意志力で抑えているというよりも、そもそもこだわりを持たないことがこだわりというような人がいいマネージャー・いい管理職になっているように思います。
イライラすることが多い場合は、コアビリーフを書き換えてみましょう。
やり方は簡単。
1．自分のこだわりを書き出す。
2．１つ１つに反論してみる。
ただこれだけ。
この書き換え作業は、書き出す段階で８割終わっています。
自分はどんなことにこだわりがあるのかを、自覚していることが大切です。
当たり前ですが、必ずしも私の常識は彼の常識ではありません。
そして、会社は仕事をしに来る場所。
名刺の渡し方を知らなくても、遅刻をしたとしても、成果に直結しないなら極論問題ありません。
そのことは本当にあなたがイライラする価値のあることですか？
おわり。
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ではまた、さいちぇん！
