人間関係・恋愛

自信がないと損する理由を科学的に調べてみた。

日本人の7割近くの人は「自分に自信がない」と感じているのだそうです。

おっさんは、これまで自信の重要性について口を酸っぱく言ってきました。

 

なぜ自信を持つことが重要なのか?

平たく言えば、欲しいものを手に入れるためです。

 

セールスで物を売るとき。
恋愛で女性を口説くとき。
転職面接で自分を売り込むとき。

 

全て自信が最も重要な要素だと思っています。

 

それを科学的に説明します。

 

 

◆人は損をすることをとっても恐れる生き物

ダニエルカーネマンさんのプロスペクト理論というものがあります。

質問1:あなたは以下AかBのどちらかを選ぶことができます。

A:100万円が無条件で手に入る。
B:コインを投げ、表が出たら200万円が手に入るが、裏が出たら何も手に入らない。

 

 

さて、あなたはどちらを選びましたか?

 

もう1つ質問をします。

 

質問2:あなたは200万円の借金があります。そのとき、以下AかBのどちらを選びますか?

A:無条件で借金が100万円減り、借金が100万円となる。
B:コインを投げ、表が出たら借金が0円になるが、裏が出たら借金は変わらない。

 

さて、質問2はいかがでしょう?

 

 

質問1は、AとB、どちらの選択肢も手に入る金額の期待値は100万円です。

にもかかわらず、調査の結果、堅実に100万円が手に入る「A」を選ぶ人の方が圧倒的に多かったそうです。

 

質問2もAとBの期待値は両方とも-100万円です。

質問1で「A」を選んだ人ならば、質問2でも堅実な「A」を選ぶだろうと推測できます。

しかし、質問1で「A」を選んだほぼすべての人が、質問2ではギャンブル性の高い「B」を選んだそうです。

 

 

この調査の結果から、以下のことがわかります。

 

①目の前に利益があると、利益が手に入らないというリスクの回避を優先する。

②損失を目の前にすると、損失そのものを回避しようとする傾向(損失回避性)がある。

※上記はWikipediaの内容をよりわかりやすく改編したものです。

 

すっごく平たく言うと、

人は得をする喜びよりも、損をする恐怖の方が強いということです。

 

◆選ぶときの心理

上に記載したように、

人が何かを選択するときに最も重視されるのは、損をしたくないという考え方です。

 

何かを買う時に、損をしたくないから、自分で必死に調べるか、プロに聞きます。
販売する人は、お客さんからの質問に対して、常に堂々としている必要があります。

自信を持って話をすると、お客さんの損をするかもしれないという恐怖感が軽減します。

 

なぜ自信を持って薦められると、不安が軽減するのか?

正解なんてないからです。

 

物を買うのも、恋愛相手を選ぶのも、採用する人を選ぶのも、結局のところ正解なんて誰にもわかりません。

 

誰にもわからないから、当然選ぶ人自身も自信がありません。

ゆえに相手に自信を求めるんです。

 

まぁ、要するに責任転嫁ですね。

自信が選ぶ人の不安を払拭してくれる大きな要素なんです。

 

これは上述したように、恋愛でも、面接でも一緒です。

 

恋愛の場合、あなたを選ぶことで自分は傷つかないだろうか?自分は幸せになれるだろうか?と不安になっているわけです。

この場合、選ぶ人にとっての避けたい損失は時間心の傷ですね。

 

面接の場合は、この人を入社させて、社内の和は保てるだろうか?無駄金にならないだろうか?と不安なのです。

この場合、面接官にとっての避けたい損失は、(立場によりますが)お金社内の和です。

 

セールスと、恋愛・面接の違いは、

売り物が自分であるという違いだけです。

 

そして、究極的に言えば自信とは思い込みです。

思い込めれば自身満々でいられるわけですから、これを利用しない手はないですよね。

 

あ、ちなみに自信をみなぎらせている女性はモテなくなるという統計データをメンタリストDaigoさんが披露しておりました。

ご注意ください(・_・;

 

 

おわり。

 

 

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ではまた、さいちぇん!