「一生懸命やっているのに、評価されない・・・」
「頑張っているのに、認めてもらえない・・・」
そんな風に思ったことありませんか?
それは期待値調整ができていない可能性があります。
こんにちは。期待値調整の鬼、おっさんです。
おっさん、
現在はマーケターやってますが、
元エンジニアで、
元営業で、
元プロマネですw
と言っても、
転職をたくさんしたわけじゃありません。
ベンチャー企業ってそんなもんで、1人3役とかは当たり前です。
そんなおっさんが得意とするのは、期待値調整です。
これをしっかりやってると、劇的に仕事が早くなります。
仕事を早くする方法は簡単です。
不要な仕事を元から絶つこと。
です。
元から絶つためには、期待値調整が重要です。
今回は期待値調整についてお話しします。
■期待値調整とは?
おっさんが考える期待値調整とは、成果物の目的・内容・期限を依頼を受ける際に、すり合わせましょうということです。
当たり前ですよね。
でも、これが意外とできていない人が多い。
仕事ですから、依頼された仕事には、何かしらの成果物があります。
プレゼン資料の完成だったり。
企画書だったり。
営業の成約だったり。
システムの設定作業だったり。
その成果物の目的・内容・期限をイメージして、依頼者とすり合わせた上で仕事を受ける。
これが期待値調整です。
■期待値調整の手順とコツ
おっさんが考える期待値調整のコツは以下の7つ。
①仕事を受けるときは、要件(目的・期限・成果物内容)を確認する。
②目的が曖昧な場合は、質問をして目的を明確化する。
③目的に対して、ベストだと思う方法が依頼者の依頼内容と異なる場合は指摘し、代案を出す。
④成果物内容をすり合わせる。逆にどんなもの、どんな結果をイメージしているか、その要素を聞いてしまう。
⑤成果物の内容が期限と照らし合わせて実現が難しい場合、なぜその期限でやる必要があるのか確認する。合理的理由がない場合、スケジュール調整を申し出る。
⑥仮に無理な期限の場合は、他の仕事が遅れる可能性を提示する。
場合によっては断る。
⑦上記要件の調整はできればその場で。遅くとも24時間以内に行う。
おわり。
というんじゃあまりに味気ないので、ちょっと重要なところだけ補足します。
■仕事は最初の確認が命
おっさんの考える仕事の要件=「期待値調整するべきこと」とは具体的に分解すると、以下の3つ。
①Why=目的
②When=期限
③What&How=成果物内容(アウトプット)
この中で最も重要なのは、当然ながら目的です。
ただ、意外と目的が不明瞭の仕事って多いんです。
先日おっさんの会社でも、社長から事業部長、事業部長からマーケティング部部長。
マーケティング部部長から私という伝言ゲームののち、目的のよくわからない仕事が回ってきました。
部長に聞いても、
「多分こういうこと」
としか説明してくれません。
こんな風に、社長がこう言っていたから、クライアントがあぁ言っていたから、たぶんこうなんだろと仕事を振ってくる人の多いこと、多いこと。
一番無駄な仕事が増えるパターンがこれです。
そういう場合、おっさんは一次情報を取りに行きます。
つまり、最初の起点となった人のところに向かいます。
相手が社長であろうが、クライアントであろうが、お構い無しです。
さっきの例では、おっさんは迷わず社長に直接Slackで連絡しましたw
仕事をするからには目的がずれていたら話になりませんからね。
同様に、期限や成果物のイメージもできれば一緒に一次情報を取りに行き、確認しましょう。
■期待値調整は遅くとも24時間以内。
期待値の理解のための確認には妥協を許してはいけません。
自分がある程度、成果物やスケジュールをイメージできるまで質問を繰り返すことが重要です。
自分の大切な時間を数時間から場合によっては数週間その仕事に費やすことになります。
何より、依頼者は待っている期間があり、結果として出てきた成果物が期待に合っていなかったり、やたらとスケジュールが遅れたりして、困るのは依頼者です。
遠慮は自分のためにも、相手のためにも、不要だとおっさんは思ってます。
※端的な物言いをすると、敵を作りやすいので、ご注意をw
逆に言えば、
自分にゴールイメージが湧いていない仕事を安易に受けてはいけません。
また、この期待値調整には期限があります。
仕事の期限や不明瞭さにもよりますが、おっさんの肌感覚では、依頼を受けてから24時間が限界時間です。
それ以降に調整をしたとしても、相手が難色を示すことが濃厚です。
24時間以内、できることなら依頼を受けたその場で、目的、期限、成果物イメージをできるだけ具現化し、できることとできないことの線引きを提示し、合意を取ることが重要です。
また、24時間という時間設定は自分のためにも有効です。
なぜなら
仕事は発生した瞬間が一番楽しいからです。
楽しい時に、一気に進めるのも仕事を進めるコツの一つです。
仕事というのは不思議なもので、時間経過とともに、どんどん重荷になってしまうものです。
また、時間経過とともに、どんどん依頼者に質問しづらくなります。
「今更こんな基本的なことを聞いてもいいものだろうか?」
と不安になり、どんどん質問しづらくなってしまいます。
鉄は熱いうちに打てと一緒で、
仕事も熱いうちに仕上げることが
大事なんですよね。
■時には早めに断ることも相手のため
自分が期待値に添える仕事が能力的にそのスケジュールではできない
もしくは、
他の仕事との兼ね合いでできない
と感じたときは断ることも時には必要です。
会社員の場合、上司からの仕事を断るというのは無理ゲーに聞こえますが、おっさんは結構断ってきましたw
なぜできないと考えるかを論理的に説明するのです。
そのためには自分の現状を明確化しておく必要があります。
仕事を受けてから、
「なんでこんなことを俺がやらなきゃいけないんだ」
と言っているのは、言い方は厳しいですが二流です。
■人生はトレードオフである
皆さんはエッセンシャル思考という本をご存知でしょうか?
この本は、人生はトレードオフであり、
1つのことをするということは、
1つのことを諦めるということである。
自分がしたくないこと、
すべきでないことをしている時間はない
ということをあらゆる事例から説いている本です。
おっさんを含めた、私たちの時間は有限です。
雇われているからといって、
無駄な仕事をしている時間はありません。
期待値調整が上手くなって、依頼仕事はテキパキとこなし、本当に自分がやりたい仕事に時間を掛けたいものです。
なお、期待値調整は、相手の事情も鑑みて、相手の立場に立って言葉を選びながら行わないと、必ず揉めますw
仮に揉めてもおっさんのせいにしないでください笑
揉めないためには、丁寧かつ笑顔の調整を心がけましょう。
おわり。
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ではまた、さいちぇん!